あいにく日曜日で、教会内部は午後まで入れなかったりした
確かに外側から見ても別にどうっていうことない
中を歩き回って見物ですが、お急ぎ観光客は少なく、ゆったりと見る
ヴェッキオ宮のあとはドゥオモことサンタ・マリア・デル・フィオーレ教会にジョットの鐘楼(エレベータなしの階段414段。当然辞退、有料だし)、サン・ジョバンニ洗礼堂。ドゥオモはさすがにデル・フィオーレの名に
マリーノ・マリーニ美術館があると知り、新しい彫刻を見に、方向音痴が頑張ってたどりついたのですが、夏期休館中。
その彷徨中に通ったサン・ロレンツォ教会。ファサード(正面デザイン
この間、息子はピッティ宮とボーボリ庭園に行っておりました。庭が好きなようです。それとも親と歩きたくないだけかもしれない。昼ごはんは広場に面したおしゃれな本屋Edisonで待ち合わせ。
ここの品揃えを見る限り、イタリアではまだまだ文学が売れているようでした。村上春樹も龍もおいてありました。そういえば、電車でも飛行機でも本を読む人を見かけました。ハードカバーの立派な本。読書人口多いんでしょうね。携帯の電波状況が改善されたらどうなるかわかりませんけど。
フィレンツェは京都と姉妹都市だそうで(実は岐阜市とも・・・)、教会の数に事欠きません。
そして、アルノ川近くまで戻って、今度はサンタ・クローチェ教会。ここのファサードはというと、塔がつんつんたっているあたりが他と違うんでしょうね。だんだん教会に目
工事中で見られないものも多いのですが、それにしても名品がたくさんあるはずの教会なのです。ところが経費削減か何かわかりませんが、案内がまったく貧弱で、いささか消化不良気味のまま、参拝終了。教会は美術館じゃないぞ、といわれれば、まったくもってその通り。判別する眼のない私がいけないのでしょう。
ここらあたりでいい加減、足が棒のようになっておりました。
アルノ川をグラツィエ橋(あれ、これって「ありがとう橋」ってこと?)で渡り、有名すぎるポンテ・ヴェッキオを眺めます。美しい教会建築に比べると、どうひいき目に見ても、うまいこと作った不法建築でしかないんだけどなあ・・・オペラ「ジャンニ・スキッキ」で歌われているくらいだから、こじんまりした美しい橋なんだろうと思っていました。