2009年8月14日金曜日

サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会


いさんでフォロロマーノへ出発、おっとその前にホテルの部屋から見える「サンタ・マリア・デリ・アンジェリ教会」を覗いてみましょう。なんでも古代浴場の一部を16世紀に教会にしたそうで、外から見る分には遺跡っぽくてこんな地味な感じです。

内部には立派な祭壇があり、そのほかにも、近代のポーランド彫刻家の作品がおいてあって、教会が今も生きている場所なんだなあ、と当たり前ですけど、感心しました。日本でも金閣寺とか法隆寺とか、生きている場所なんでしょうか?たぶん同じ彫刻家の作品かと思いますが、入口のところのデザインがまたかっこいい。

宗教的な美術は過去のものだけではありません。そのことは後で行ったバチカンでも感じました。人の思いがあればこそ、15世紀には15世紀の、20世紀には20世紀の芸術家の思いが結実しなくてはね。